絶対お得な株主優待

「株を持っているだけで貰える」という手軽さから、今や主婦にも人気の株主優待。
普段からよく利用する飲食店が割引になったり、お米や自社製品が送られてきたりと、
その内容は年々充実しています。

しかし、株主優待は「規定の株数を保有しなければならない」という特性上、
株主優待を取得するための投資費用に対して、得られる優待の金額が少ない銘柄もあります。
そこで、お得感の高い株主優待の選び方や、「絶対お得!」と言える株主優待を厳選して紹介したいと思います。

 

絶対お得な株主優待の選び方

●株主優待の内容と利用できる場所の確認

株主優待を選ぶときは「どんなモノが貰えるか」や「特典がどこで使えるか」が最初のポイント。

特に特典が利用できる店舗や施設の確認は重要で、一見飛びつきたくなるようなお得な特典も、利用できる店舗が直営店に限られている場合があるので要注意!
購入前には必ず公式サイトで確認したうえで株を買いましょう。

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●優待利回りをチェックする

次に重要なのが「いくら投資すれば、どれくらいの優待が貰えるか」です。
例えば3000円の食事券を貰える株主優待を取得するために、
3万円分の投資が必要な場合は10%の利回りということになります。
この場合、株主優待の条件が同じままで10年間株を保有した場合、
最初に投資した3万円は株主優待だけで回収できることになります。

しかし、同じ条件の株主優待を取得するために30万円の投資をした場合、
利回りは1%になり、株主優待だけで投資額を回収するのは不可能です。
もっとも、この「利回り」の計算には配当金の金額も考慮する必要があるため、
一概に株主優待の条件だけで比較することはできませんが、
投資額に対する見返りを計算するときの目安となる数字です。

●クロス取引を使ってリスクなく株主優待を取得

株主優待の取得を目的に投資するうえで、一番大きなリスクが株価の変動。
株を買った当初は利回りが良かった銘柄でも、株価が大きく下がってしまえば利回りが悪くなります。
また、株主優待の権利だけを取得して売却する場合、権利落ち日に株価が下がるケースがあります。この場合も株を売ることで損失が出てしまうため、株主優待のお得感が減少してしまいます。

上記のように株価変動による損失を防ぐ方法が信用取引を使ったクロス取引(つなぎ売り)。

これは現物取引の買いと、信用取引の売りを同時に行う方法。
厳密には権利付き最終日の取引が始まる前に成行で同時に注文を出し、権利落ち日に現渡しすることによって信用売りを決済します。

こうすることで売買による差額はゼロとなり、手数料と金利のみで株主優待が取得できます。

●クロス取引を使うときの注意点

株主優待を目的にクロス取引を行う場合は、余計な費用の発生を防ぐため一般信用取引を使います。
しかし、一般信用取引で売建てができる証券会社は少なく、ネット証券ではSBI証券とカブドットコム証券の二択となります。
この両社を比較した場合、一般信用取引で売建てできる銘柄はカブドットコム証券の方が多いですが、手数料の安さやツールの使いやすさを考えるとSBI証券がおすすめです。

参考:SBI証券

●クロス取引には短期売りを使う

一般信用取引には原則無期限の長期と、返済期限が短い短期があります。
これを発生する金利だけで比較すると長期の方がお得なのですが、信用売りができる銘柄数は圧倒的に短期の方が多いため、株主優待の取得を目的にするなら短期売りが基本です。

SBI証券の場合は株主優待の取得向けに一般信用取引短期(5日)があり、豊富な取扱い銘柄の中から低コストでの売建てが可能です。